同志社大学 課外活動

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お知らせ:

THE STORY OF DHOSHISHA HEROES

卒業後はどのような活動をされていましたか?

ヨーロッパ企画の仲間と、京都を拠点にさまざまな演劇活動をしていました。「モノづくり」が好きな人ばかりで、舞台のない時には、「何か映像作品をつくろう!」と動画を撮影することもしばしば。メンバーが少なくなり、オーディションを開催したこともあります。その際も、演劇が上手いかどうかではなく、どんな「モノづくり」ができるかを重視して、自分の作品を持ってきてもらうようにしていました。また、この人と一緒に作品をつくっていけるか、良い関係を築けるかということも重要でした。

劇団として駆け出しの頃は、観客動員数を増やして一人でも多くの方に作品を観てもらうことをめざし、挑戦の毎日でした。同じく京都を拠点に活動している劇団衛星の皆さんにアドバイスをいただいたりしながら、学外に出て公演をしたり、新町・京田辺・吉田など京都内をツアーしたり。また、演劇祭に応募し、東京で演じたこともあります。その時、劇を観に来てくださった佐々木蔵之介さんの紹介で本広克行監督の作品に出演させてもらいました。

仕事で苦労した経験はありますか?

初めての映画撮影で、近づいてくるカメラが怖くて、映されると逃げてしまっていました。これは舞台から逃げることと同じだ、と猛省。映像作品は観客の反応を見ることができないので、何が正解かが分からないんです。だから、舞台に比べ、より役になりきらないといけないことに気付かされましたね。また、映像を経験することで、舞台で観客の反応を受けながら演技することの面白さも再発見できました。役者としての自分を成長させてくれた経験だったと思います。

芥川賞を受賞してから何か変化はありましたか?

自分が面白いことをしているか、常に疑い、自問自答することです。経験を重ねると型にはまってしまって小さく収まりがちですが、それでは観客に熱量が届かないし、伝わらないのでは?と思っています。だから、意識的にはみ出すようにしているんです。舞台の公演初日に客席から笑いが起こり、お客さんに自分たちの思いが伝わって、うまくコミュニケーションがとれた時には、やっていて良かったと思うし、気分が高揚しますよ。いつも台本が完成するのが本番3日前なので、上手く演じられるか実はすごく緊張しているんですけどね(笑)。 あとは、仕事が落ち着いている時に、自分とどう向き合うかも大切にしています。どうしても悩んでしまいがちですが、そんな時こそ演劇本を読んで勉強したり、インターネットなどで自分の活動を発信して対外的にアピールしたり、モチベーションを維持することが重要ですね。

この仕事を続けているのは、きっと面白いからだと思います。自分が普段想像しないような行動や発言から、「あ、こんな考えもあるのか」と、役を通じて気付かされることがたびたびあります。それが役者の醍醐味で、この先も飽きることはないはずです。

もっと色んな人に芝居を観てもらって、皆さんに笑顔を届けること。
あと、ヨーロッパ企画を立ち上げてから活動場所をご提供いただくなど、代表の上田の実家・上田製菓本舗さんにはずっとお世話になってきたので、いつか恩返ししたいですね。

今後のビジョンを聞かせてください。

1人の時間も大切ですが、やはり人との出会いを大切にしてください。自分自身と向き合い、本を読み、演劇ノートに思いを書き連ねた時間は非常に有意義でした。しかし、それ以上に人との出会いから素晴らしいものを得られました。面白さを共有できる仲間がいたからこそ、今の永野宗典があるんです。皆さんも大学生活ではぜひ部屋を飛び出し、人とのつながりを紡いでください。

Doshisha Episode

在学2年次の同志社EVEの時、同志社小劇場の仲間と芝居をしました。「ところで、君はUFOを見たか?」という2人劇。気合を入れてチラシを大量に印刷し、立て看板や掲示板など色々な場所に貼って宣伝しました。大勢動員できるだろうと思っていたのに、初日はなんと1人だけ。愕然としました。その後、知り合いが観に来てくれて、10数人程度にはなりましたが、大きく増えることはありませんでした。しかし、最終日は立ち見まででる大盛況。口コミや評判を聞きつけ、100人以上は来てくれたと思います。すごく嬉しかったですね。10,000円程度の公演の黒字でたこ焼きパーティーをし、そこで「また芝居しよう!」と、盛り上がったのは良い思い出です。

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