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PROFILE 華~puspa~ 中西優華 さん

文学部英文学科 2016年3月卒業

京都生まれ、京都育ち。2002年に姉とタップデュオ『華〜puspa〜』を結成。同志社大学在学中はプロとして活躍しながら、ShimShamの活動にも参加。Dance World Cup 2014 World Finals in PortugalではOpen Duet/Trio Tap部門で優勝し、タップ部門における日本人初の金メダリストとなった。ジャンルを越えて全身で表現する独自のスタイルを追求しており、タップダンス本来の魅力と新たな可能性を広めるべく、活動している。

PROFILE タップダンスサークル ShimSham

創部 2008年
部員数 28名
活動日 本番/不定期 練習/週2回
活動場所 今出川/学生会館235
京田辺/別館313

各校地にて週に2回の練習のほか、定期的にタップデュオ『華〜puspa〜』の指導によるワークショップを実施。学内行事でのステージ発表を始め、外部のイベントにも積極的に参加している。地域の中学生が文化祭で発表するタップダンスの指導をするなど、普及活動にも力を入れている。

浅野太我(左)

生命医科学部医生命システム学科 4年次生

1年間 ShimShamの会長を務め個性豊かなメンバーを率いた。

日比さくら(右)

文学部英文学科 2年次生

大学進学を機にヒップホップからタップダンスに転身。

タップダンスサークルShimShamのOGであり、
現在プロのダンサーとして活躍している中西優華さんと、ShimSham現役の学生にインタビュー!

ジャンルの垣根を越えて 新たに生み出されるタップの魅力

タップダンスサークルShimShamの活動について教えてください。

浅野
クローバー祭、EVEなどの学内行事や外部のイベント発表に向け、毎週2回練習をしています。普段は上級生が下級生にステップや曲の振りを教えるのですが、定期的にタップデュオ『華〜puspa〜』の中西浄華さん、優華さんに交代で指導いただいています。
中西
年に数回のレッスンで、できる限り多くのことを伝えようと意識しています。難しい指摘をすることもありますが、次回どんなダンスを見せてくれるだろうという期待を込めて指導にあたっています。
日比
入部当初タップダンスは音の鳴らし方を練習するものだと思っていました。しかし中西さんの指導を受けて、音や足の動きだけでなく、表情や上半身の美しさもタップの大切な要素だと気付きました。
浅野
中西さんは特に、ダンス全体の魅せ方にこだわりがあり、ジャンルを越えて全身で表現するという独自のスタイルをお持ちです。ワークショップはもちろん、ステージを観に行くとすごく勉強になります。
中西
タップダンスは音を鳴らす面で他のダンスとは大きく異なるため、どうしてもとっつきにくいイメージがあります。でも、それは他のダンスより一つ表現できる要素が多いということ。その分みなさんに届けられるものも多いと思うのです。そんな魅力のあるタップに少しでも親しんでいただけるよう、他のジャンルのダンスを取り入れたり、足だけでなく全身を使って表現したりしています。
日比
中西さんは楽曲のことを「作品」とおっしゃいます。始めはどんな意味があるのだろうと疑問に思っていたのですが、ダンスだけでなく会場の雰囲気作りなど細部に至るまで丁寧に作り上げられている華〜puspa〜のステージを見て、これは確かに「作品」だと納得しました。すべての要素が集まり一つのパフォーマンスになるから、ただの楽曲ではなく「作品」なのだと。
中西
そこまで考えて見てくれていたとは…! 私たちの作品が日比さんの新しい発見に繋がったことに、ダンサーとしても指導者としても、とても嬉しいです。

ShimShamは中西さんから多くのことを学んでいるようですね。中西さんは高校生の頃からShimShamの活動に参加されていたとか。

中西
はい。姉が創設されたばかりのShimShamで活動していたので、私も入学前からアシスタントとしてイベントや練習に参加していました。自由で活動的な雰囲気も気に入っていたので、同志社大学へ進学し、ShimShamに所属することに。でも私や姉のようなタップ経験者はめずらしく、大学から始める部員がほとんどです。
浅野
実際に私もダンスや音楽の経験がないところから始めました。先輩が一から丁寧に教えてくれるので、初心者でも安心して入部できますよ。

複雑で奥が深いダンスだからこそ やりがいも大きなものに

みなさんが踊る時に心がけていることは何でしょうか?

中西
もう一人の等身大の自分を引き出すこと。ダンスをする時は、普段の生活を送っているプライベートな私とは違う「ダンサーの私」が現れます。でもそれは別人格というわけではなく、あくまで私の中にある要素から構成されているのです。自分にないものを表現しようとすると、わざとらしくなってしまいますから。あくまで私の中で生きているキャラクターを引き出し、見ている人の心に響く表現をしたいと考えています。
浅野
中西さんの表現力の根底にある考えを垣間見させていただいた気がします。私が活動で意識しているのは、楽しんでタップをしている姿を後輩に見せることです。どんなことでも同じですが、始めたばかりのものに楽しさを見出すのは難しいと思います。私もタップの魅力に気づくことができたのは、しばらく経ってからでした。自分で気付くまでには時間がかかってしまうタップの魅力が少しでも伝わるように、楽しみながら踊ることを心がけています。
中西
タップには細かいリズムの理論が必要なので、数あるダンスのジャンルの中でも特に複雑だよね。
日比
1つのステップに行き詰まってしまい、ちゃんと上達しているのか不安になることがあって…中西さんはどうやってタップに対するモチベーションを保っておられますか?
中西
確かに、複雑だからこそ自分が上達できているのか目に見えにくいという側面もありますね。前に進めているのか不安な時は、思いきって違うジャンルのダンスをしてみたり、ステップ以外の表情や上半身の動きを練習してみたり、違うアプローチをしてみるのもいい。ステップ以外にも大事な要素はたくさんあるので。他の部分で少しでも成長できれば、結果的にはダンスのパフォーマンス性があがっているってことになるよね!
日比
なるほど。一つのことに囚われず、ダンス全体として見ることが大切ということですね。
中西
難しいからこそ、マスターできた時の喜びも大きくなります。一つひとつの音の出し方や動きを突き詰めていくことが面白いと思えたら、タップがさらに楽しくなると思います。

自由な校風の中 好きなことに挑戦するべき

同志社大学で学んだことは、現在の活動にどう役立っていますか?

中西
学生のころから国境や立場を越え色々な考えに触れたいと考えていたので、大学では積極的に語学を学びました。英語を勉強したことが、タップの歴史に深く関わる黒人文化への理解促進に繋がっています。2019年には韓国へダンス留学をしたのですが、そこで現地のダンサーたちと意見交換をする機会があり、大学時代から学んでいる韓国語を活かすことができました。また、チャリティや福祉のイベントに参加する際に、コミュニケーションツールとして大いに役立っている手話もその一つです。こうして現在の活動を支えてくれるスキルを身に付けられたのも、興味のあることを自由に学べる環境があったおかげです。多種多様なクラブ・サークルがあって、学べる学問もたくさんあって…学生の個性を大切にする同志社大学には、「なんでもやってみたらいいよ!」と挑戦を後押ししてくれる雰囲気があります。
浅野
確かに、自分の意志や目標をしっかりと持っている人が多いように感じます。

大学時代は色々なことに挑戦して、未来を選択する力を鍛えよう!

最後に、プロのダンサーとして数々の功績を残しながらも常に挑戦を続ける中西さんから、新入生にメッセージをお願いします。

中西
人生は選択の連続と言いますが、学生時代はその選択する力を鍛える期間だと思います。もちろん自分の行動に責任を持つことは大事だけれど、結果ばかりに囚われず、とにかく一歩踏み出してみることが大学生活を豊かにする秘訣です。挑戦した先で得るたくさんの素晴らしい経験を活かして、卒業後の人生を楽しめる人になってください。
浅野
同志社大学にはそんな挑戦をサポートしてくれる環境が整っています。私も残りの学生生活で意識したいと思います。
日比
今後もご指導よろしくお願いいたします!
中西
ありがとうございました。これからもみんなの成長を楽しみにしています!
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