能楽部狂言会は、大蔵流茂山千五郎家の狂言を学びその成果を発表することで、伝統芸能のおもしろさをより多くの人に感じていただくことをその活動趣旨としています。具体的な活動は、年に4回の舞台に向けて狂言を習ったり、謡や小舞のお稽古をしたり、といったところです。
舞台は、4~5月頃に春の会、8月に夏の会、10月~11月に紅葉会、11月にEVE能、と、基本的には全部で4回。うち紅葉会とEVE能は同志社大学能楽部として、能楽部観世会・金剛会・宝生会の皆さんと共に舞台を持ちます。一方春の会と夏の会は、京都大学の狂言会の皆さんとともに『京都学生狂言研究会』として舞台を行っています。OB会の『いてふ会』と合同で催されることもあります。
同志社大学能楽部狂言会は、普段から京都大学能楽部狂言会と一緒に『京都学生狂言研究会』として活動しており、週に一度のお稽古も、京大の皆さんと合同で行っています。同じ舞台を持つことが多いため、狂言の配役も大学の枠を超えて組むことができ、和気あいあいと楽しくお稽古しています。
日頃のお稽古は大蔵流狂言師である網谷正美師にご指導頂いています。プロの狂言師の方に毎回お稽古をつけて頂けるというのは伝統芸能のクラブ・サークルでも稀ではないでしょうか。といっても、普段のお稽古が堅苦しく緊張感に満ちている、などということは全くありません。先生はとても気さくな方ですし、学生たちもみんな仲がいいので、お稽古場はいつも笑顔が絶えない明るい雰囲気です。
これまでたくさんの人たちの手で受け継がれてきた伝統芸能である狂言に、学生である私たちが親しみ、その良さを知り、さらにそれを多方面に発信していくこと、そうして次の世代にも引き継いでいくことは、殊京都という場所で学ぶ大学生として、意義のあることに違いないと私たちは考え、日々活動しています。
みなさんが少しでも狂言に興味を持ってその魅力に触れることができるよう、そのお手伝いができればとても素敵だなと思います。
【こんな特色があります!】
特色はと言えば、やっぱり他大学やOB会との交流が盛んなことです。大学や世代の枠を超えて、ともに狂言を学ぶことができるのは素晴らしいことだと思います。また、上記の通り、プロの狂言師に毎回ご指導頂けることも特筆すべき点でしょう。
今出川
各校地BOX
その他学内施設
99%未経験者です。
ただセリフを覚えて発表するのではなく、狂言の表現を演者が楽しみながら工夫し、観客の方々に対して「魅せる狂言」ができるようにすることを目標としています。また、今年度は自演会への集客にも力を入れ、より多くの方に狂言の魅力を感じていただけるようにします。
(プロの狂言師になられた方が数名おられます)
同志社大学 | 同志社女子大学 | 大学院生 | ||
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1年次生 | 1人 | 0人 | 2人 | |
2年次生 | 2人 | 0人 | ||
3年次生 | 0人 | 0人 | ||
4年次生以上 | 1人 | 0人 | ||
全部員数 | 6人 |