headline

interviewクラブ・サークルからつながりの和を広げよう。

奥深い伝統芸能の世界を通して、幅広い年代の人と出会えます。

奥深い伝統芸能の世界を通して、幅広い年代の人と出会えます。

プロフィール

創部 1992年 / 部員数 23名 / 活動日 毎週火曜・金曜 / 活動場所 今出川:学生会館615 京田辺:別館332

楽器の演奏だけの「管絃」と舞を伴う「舞楽」の両方に取り組んでいる。定期演奏会などの恒例行事のほか、京都国立博物館や京都府下の小学校でのイベントでも演奏を披露。雅楽をより多くの人に知ってもらうことを目的に活動している。

―雅楽会の特徴を教えてください。

世界最古のオーケストラと言われる雅楽。私たちは各演奏会に向けての練習に励むほか、普及活動にも力を入れています。
日常生活ではあまり触れることがない雅楽ですが、神社で耳にする音楽、と言えばピンとくる人が多いのではないでしょうか。西洋音楽と同じく打楽器、管楽器、絃楽器で演奏され、正式な編成だと演奏者は16人ですが、場合によってさまざまな形態をとります。
ごくまれに経験者が入部することがありますが、部員の多くは初心者。新入生は初めに笙(しょう)と篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の3種類の管楽器から1つを選び、稽古を始めます。週に2回、1時間のパート別練習の後、全体で合奏を行っています。
雅楽には教本がないため、基本的な吹き方やテクニックなどは先輩からのアドバイスをもとに感覚を掴んでいかなければなりません。このような学内での練習のほか、京都の市比賣神社の宮司が主催する「いちひめ雅楽会」で雅楽の先生に稽古をつけていただくことも。そこでは、管楽器だけではなく打楽器や絃楽器に触れることもできます。
いちひめ雅楽会には、立命館大学や龍谷大学、佛教大学、京都府立大学の雅楽会も所属しています。練習を通して、他大学との交流ができるのは特長の一つです。新歓コンパやバーベキューなど、5大学合同のイベントもありますよ。

―雅楽の魅力を教えてください。

一番の魅力は何といってもその音色。ゆったりと変化する旋律に、心が癒やされます。テンポが遅いので演奏は一見簡単そうですが、なかなか音が出なかったり間の取り方が特徴的だったりと、コツを掴むまでは案外難しいんです。個人差はありますが、人前で演奏できるようになるには半年から一年ほど練習する必要があるでしょう。雅楽には全体をまとめる指揮者がいないため、自分たちで拍を共有しなければなりません。お互いに心を通わせ、うまく演奏できた時には言葉にしがたい気持ち良さを感じます。
また、練習では礼儀作法や立ち居振る舞いをしっかり学んでいます。日本の伝統芸能に携わる者として、正しい言葉遣いや姿勢を身に付けた上で演奏に臨んでいるのです。

  • 1
  • 2