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クローバーシアター《無限の色彩論》

《無限の色彩論》

開催年月日: 2017/11/21(火)
開催時間: 18:30開場/19:00開演
開催場所: 寒梅館クローバーホール
料 金: 1000円
申 請:
校 地: 今出川

《無限の色彩論》

報告

インフォメーション ( 詳細 )

18世紀の文豪ゲーテの『色彩論』を読み、それぞれの旅に出る。
小田香と葉山嶺 ふたりのフィルムメーカーによるオムニバスプロジェクト。
出会って、気がつけばすぐ、このプロジェクトについて話しをしていた。
映像を撮っては交換し、やり取りを重ね、1年後の夏、わたしたちはそれぞれ旅に出て映画を撮った。

◎18:30 開場/19:00 上映&監督によるトーク

◎料金:1000円均一 * 同志社大学学生・教職員(同志社内諸学校含む) 無料

<上映作品>
『色彩論 断章』
(監督:小田香/2017年/6分/video/stereo)
ゲーテは自然を愛し、環境の整った実験室で分析された光(学)からは距離をとった。「色彩というのは眼という感覚に対する自然の規則的な現象」だと彼は言う。
色彩、自然の現象。我々の眼。彼が眼というとき、それは網膜の情報処理のことではない。眼で感じる、というのは光が我々のもつ記憶・経験・背景を通過し、各々の情景を生み出すことではないだろうか。光と闇が我々の個人史を通り抜け、幾千の淡いを生み出し、それらが色彩として現れるのではないだろうか。
2017年8月、LAにひと月滞在し、とてもハイコントラストなB&W16mmで撮影させてもらえる機会を得た。現像のやり方も教えていただいた。このフィルムに、焼きつけられた光と闇は、見る者にどんな情景を生むだろうか。
色彩は、現れるだろうか。
[機材提供/現像 Echo Park Film Center]

In Search of Colour
(監督:葉山 嶺/2017年/42分/video/stereo)
わたしはゲーテの『色彩論』と静かな対話を続けながら東欧の内陸国スロバキアの自然の中へと向かった。様々な生物、闇の中に圧倒的な空間を隠す自然洞窟、そして太陽。わたしはこの言語を超えて繋がり合うものたちの間にある「人間の眼には見えない色彩」に注意をはらい、(謂わば)些細な出来事にカメラを向けた。「人間の眼には見えない色彩」を素足で踏み、素手で触れ、可視・不可視と分離された世界を再び結びつけていくという行為は、人間の体内を流れる血液と森の小川のなかに共通して流れ続ける「失われた原初の記憶」に接近する事でもあった。映画の編集に際し、わたしは再び『色彩論』へと立ち返り、撮影された記録は撮影場所に基づいて出来る限り単純に配列するに留めた。
[協力:BANSKÁ ST A NICA アーティスト・イン・レジデンシー]

◎『色彩論』 (Theory of Colours/ Zur Farbenlehre):
ドイツを代表する詩人、劇作家、自然科学者、政治家のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが1810年に発表した色の性質とそれに対する人間の認識に関する本。ゲーテが晩年に力を注いだ色彩現象と光の研究の集大成で、将来最も重要な著作とみなされるであろうとゲーテ自身が予言した著作でもある。 色付きの影 、 屈折 、 色収差など現象を観察した詳細な説明が掲載される。また、教示篇・論争篇・歴史篇の三部構成からなる色彩論の論争篇の中で、ゲーテがアイザック・ニュートンの光学について関する研究を執拗なまでに批判したことでも有名。

『2027』
(監督:小田香/2017年/15分/video/stereo)
10年後のじぶんに宛てて見せたいものを、8mmフィルムを使って撮っていただきました。参加者の方が撮影している様子を私が撮影した映像と織り交ぜて、フィルムレターとしています。
[秋吉台国際芸術村Artist in Residenceワークショップより]

『惑星』
(監督:小田香/2017年/10分/video/stereo)
我々のからだには、遺伝子のような、脈々と受け継がれてきた大きな記憶が眠っている気がします。それを上手く思い出すことはできないのですが、イメージの先にその片鱗を感じることができる映像を、と思い制作しました。

<プロフィール>
小田 香 Kaori Oda/ Filmmaker
1987年大阪府生まれ。フィルムメーカー。2011年、ホリンズ大学(米国)教養学部映画コースを修了。卒業制作である中編作品『ノイズが言うには』が、なら国際映画祭で観客賞を受賞。東京国際LGBT映画祭など国内外の映画祭で上映される。2013年、映画監督のタル・ベーラが陣頭指揮するfilm.factory (3年間の映画制作博士課程)に第1期生として招聘され、2016年に同プログラムを修了。2014年度ポーラ美術振興財団在外研究員。2015年に完成されたボスニアの炭鉱を主題とした第一長編作品『鉱ARAGANE』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2017・アジア千波万波部門にて特別賞を受賞。その後、リスボン国際ドキュメンタリー映画際やマル・デル・プラタ国際映画祭などで上映される。映画・映像を制作するプロセスの中で、「我々の人間性とはどういうもので、それがどこに向かっているのか」を探究する。https://www.fieldrain.net/

葉山 嶺
Rei Hayama/ Filmmaker
1987年神奈川県出身。主に映画作品を手がけるアーティスト。多摩美術大学で美術、フィルムとビデオを学ぶ。在学中に発表した8mmフィルムの短編『A Child GoesBurying Dead Insects』は国際実験映画映画祭25FPS(クロアチア)でFuji Awardを受賞。音と詩的な文章、身体のアクションなど象徴的なイメージのモンタージュが特徴的な映画を通じ、人間と他者(自然環境、野生動物)の調和と関係性を探究する。2013年にはベルギーのレーベルUltra Eczemaより映画サウンドトラックをリリースするなど、映画を主軸とした実験的なサウンド作品も手がける。近年は東京都写真美術館、MUSEUM OF THE MOVING IMAGE (ニューヨーク)、トロムソ映画祭、ロッテルダム映画祭、シュトゥットガルト美術館などで上映や展示が行われたほか、上映組織「+」の共同設立者として、主に海外の芸術映像作品を日本国内で上映する企画も行う。http://reihayama.net/

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