同志社大学 課外活動

  • SPORTS
  • CULTURE
  • PROGRAM
  • ALL

同志社スポーツの最新情報をお届けするサイト DOSHISHA SPORTS ATOM

お知らせ:

INTERVIEW 新島八重から受け継いだ“ハンサムウーマン”の系譜

新島八重の精神を受け継ぎ、しなやかにたくましく生きる「ハンサムウーマン」たちの姿を追ったインタビュー。

フリーアナウンサー 八木 早希さん

下積み時代はどんな感じでしたか?

入社して3年間は、とにかく何を喋っても怒られました。台本がない場合が多く、発言一つとっても「自分」を問われるんです。でも大学卒業したての新人が、場を読んで自分の言葉で的確に話せる能力なんてもちろんなくて。「人と喋るのが好きで、人懐っこい方だと思ってたのに…あれ?!」って自信喪失しました(笑)。

それを克服できたのは、先輩方がVTRを観ながら根気強く一言一句指導してくださったからなんです。「『~ですが』が多いから『です』で切るように」とか、「今のタイミングで引き取るんや」とか、もう一つずつ。ありがたかったですね。あとは、失敗を恐れないということを心掛けていました。合ってるかな…と迷ったら言ってみて、また怒られてという体当たりの連続で、少しずつ言葉を選べるようになっていったんです。

型通りに喋ったら個性がなくなるんじゃないかという危惧もあったんですが、まずは型通りできてナンボなんです。基本を押さえずに「自分らしく」喋っても、それはただの独りよがり。王道が分からないと邪道も分かりませんしね。型が身についてはじめて私らしさが出せるようになりました。今思えばあの3年間があったからこそ、大きくなれたんだと思います。

毎日放送時代、韓国に何度も行かれたんですよね?

はい、韓国へは番組の企画で101回行きました。カメラを渡されて、何でもいいからリポートしてくるようにと。ネタ出しからアポ撮り、ギャラ交渉、通訳、翻訳、編集まで全部自分でやりました。大変でしたが、「こういうのは使いにくいんや」とか、「編集点は必要なんや」とか、ディレクターの視点が分かるようになったので良かったですね。言葉も最初はそこまでできなかったんですけど、仕事の中で覚えていきました。そのうちに、「韓国観光名誉広報大使」に選んでいただくなど、お仕事が広がっていくようになって。現在出演している「NEWS ZERO」も、今後アジアに重点を置いていきたいということで呼んでいただいたんです。

フリーアナウンサー 八木 早希さん

現在の活動について教えてください。

10年間勤めた毎日放送を退社し、フリーになって3年目。東京と大阪を行き来する毎日です。32歳でフリーになるのはかなり遅い方。でも、たくさんの人と出会いたいという思いが一貫してあるので、東京を知らずに終わるのはもったいないと思って。実際に飛び込んでみて思うのは、自分でリミットを決めなければ何歳からでも新しい世界を見ることができるということです。そろそろキャリアをおさめないといけないとか、終わりだとか、自分で決めない方がいいと思いますね。

仕事の中では、新人の頃から変わらずインタビューが一番好きです。心掛けているのは、その人の素をいかに引き出すか。相手が大物でも、こちらが緊張してはその人が素をさらけ出してくれません。その一方で、私自身もテレビでは素の自分でいたいという思いがあります。もちろんマスメディアなので難しい場面はありますが、できるだけ正直に喋りたいし、嘘はつきたくないですね。

フリーアナウンサー 八木 早希さん

今後のビジョンを教えてください。

最近は、あまり明確な目標は持たないようにしてるんです。自分の価値観を超えたいと思うので、あえて具体的に決めずに流れされてみようかなって。自分の居心地のいい場所、これが似合うと思いこんでいるものから離れた時に、意外と違う道が見えるかもしれないと。いつかは子育てもしたいですし、大学院で学びたいという思いもありますが、今は東京という新しい世界にチャレンジしているところですしね。

あえて目標を一つ挙げるとすれば、社会派のキャスターでいたいという気持ちは根底にあります。やってきたことの集大成として、いつかアメリカ大統領にインタビューができたら面白いですね。

新入生へのメッセージをお願いします。

学生の皆さんは、今の私とは違って目標を明確に持った方がいいと思いますよ(笑)。大学1・2年の間は楽をしようと思えばいくらでもできますが、その時に真剣に将来を考えたかどうかが後に関わってきます。私も大学生活はしっかり楽しみましたけど、2年の時には一応自己分析をして、アナウンサーを目指すと決めて具体的に行動を起こしましたから。確かな志があれば、そして自分で限界を決めなければきっと夢はつかめるので、皆さんにも頑張ってほしいと思います。

自分の“ハンサムウーマン”な部分は?

海外で旦那をリードしてる時(笑)。語学の力もありますが、初めての場所があまりこわくない方なんです。実は母の教育方針で「女は自立」だと言われて育ち、4歳の時に一人でアメリカに飛行機で行かされたこともあるんですよ。その一環で大学の学費も2年間は奨学金という形で自ら払いましたし、割と男前な性格なのかもしれません。

  • 1
  • 2