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志がつなぐ絆

special interview 2017

special interview 2017

ラグビー部コーチ

仙波 智裕

選手と接するうえで、弱みから目を背けない「ぶれない厳しさ」は絶対必要。

ラグビー部副部長

中尾 晃

新しいものを積極的に取り入れる精神は、同志社ラグビーの変わらない強み。

ラグビー部コーチ

仙波 智裕

選手と接するうえで、弱みから目を背けない「ぶれない厳しさ」は絶対必要。

ラグビー部副部長

中尾 晃

新しいものを積極的に取り入れる精神は、同志社ラグビーの変わらない強み。

Profile

1982年生まれ。八幡工業高校を経て同志社大学に入学。2004年ラグビー部主将。卒業後は東芝ブレイブルーパスに在籍。2016年に現役を引退し、同志社大学ラグビー部コーチに就任。社会人として仕事をする傍ら、指導者として後輩の育成に従事している。

Profile

1966年生まれ。天理高等学校を経て同志社大学に入学。1988年ラグビー部主将。卒業後はヤマハ発動機ジュビロで選手・指導者として活躍。2002年、同志社大学ラグビー部コーチに就任。その後同部監督(2003年~2010年)、同部GM(2011年~2016年)を経て、2017年より副部長に就任。

変わりゆく時代の中で変わらない同志社ラグビーの強さとは。
学生時代から同志社を知る二名のラグビー部指導陣に、話をうかがった。

――務めている役職についてお聞かせください。

  • 2016年度からコーチに就任し、週末の練習に参加してバックスのディフェンスの指導をしています。就任前は東芝ブレイブルーパスで、現役の選手として活動していました。
  • 私は副部長を務めています。他大学とのパイプ役やリクルートのための高校回りなど、チームの運営に関わる活動をしています。

――仙波コーチが学生の頃、中尾副部長は監督を務められていたそうですね。

  • そうですね。2002年にコーチに就任して、2003年から8シーズン監督を務めました。仙波の大学入学が2001年なので、彼が4回生で主将の年に監督を務めていました。
  • 3回生の時に晃さんが監督に就任して、そこからチームとしての力が大きく伸びたように感じます。それまでは学生主体での取り組みの限界もあり、チームとして機能していない面もあったのですが、その部分を正してもらったのは大きかったと思います。
  • それまでも選手は高い技術や実力を持っていましたが、バラバラだったんです。自分のやりたいことを好き放題やっていましたね。ラグビーの強さは単純な個々の力の足し算ではないので、まずはチームとしての意識づくりに取り組みました。
  • 確かに、当時は一体感はあまりなかったように感じます。組織の在り方に3回生で気付けたので、入学したタイミングに恵まれていました。

――ちなみに、同志社大学にはどのような理由で入学したのでしょうか。

  • 2つ上に兄がいて、兄も同志社でラグビーをしていました。高校の時から、兄には「お前が同志社に来ることはもう決まっているから」と冗談半分で言われていて。兄とは高校までずっと同じだったので違う大学に行きたい気持ちもありましたが、当時は平尾氏※1をはじめとした選手の活躍で同志社が大学選手権3連覇を果たした時代。日本一の大学でラグビーをやりたいと思いました。
  • 私の高校時代も同志社が2年連続で国立競技場に行っていて、盛り上がっていました。高校時代にお世話になった方が帝京大学の監督で帝京大学を勧められましたが、同志社でラグビーをしたいという気持の方が強かったです。

――昔と比べて変わったと思うことはありますか?

  • 選手同士のコミュニケーションは昔に比べて減ったなと感じます。クールとも言えますが、選手同士で気付きを与えあうことがなく、もったいないなと感じます。
  • 今の学生はすごくまじめで、お利口すぎる気もします。仙波が現役だった時代は、同じポジションの学生同士がぶつかることもあり、気持ちを前面に出していました。
  • 同志社に限らず、どの大学の選手も気持ちを前面に出していたように思います。ラガーマンなので血気盛んな人が多いというか。今のクラブに初めてコーチとして練習に顔を出したときは、学生の大人しさにびっくりしました。どこか指導陣の目を気にしているところがあるように感じました。
  • 指導陣による運営や体制の強化は、時代が変わったことによる影響もあると思います。昔とは違い今はインターネットを使えば簡単に海外の選手のプレーを見れる時代です。多くの情報があふれる中、強くなるためには指導の体系的な整備が次第に必要となってきたのでしょう。
  • 指導するうえでは、「まず自分が良いと思っていることを発信することが大事」と教えています。周りと意見が違ったとしても、話し合いの中でより良い道を模索すれば良いですから。
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