同志社大学 課外活動

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お知らせ:

カメラクラブOG 藤野可織さん×カメラクラブ現役生 対談:藤野可織さんに聞く カメラクラブがくれたもの

3.写真とは、個人的なもの

藤野

コンクールのために写真を撮ったりしていますか?

尾池

コンクールは個人的に出している人が少しいるくらいで、クラブ全員で応募したりすることはないですね。そういう真面目な活動はあまりしていないですね…。

藤野

そうですよね。まあ、面倒くさいからね(笑)。私の時も出したい人は各自で応募して、あとは基本的に遊んでいるという感じでしたけど、それがよかったんだと思います。写真って個人的なものだから、集団で無理に協調する必要もないですし。

負野

藤野さんはコンクールに出された経験はありますか?

藤野

大学院の頃に一度だけ、人知れず出したことがあります。特に何の賞も取れなかったんですけど(笑)。

4.フィルムカメラとデジタルカメラ

負野

ボックスにはフィルム写真を現像する暗室が当時もあったと思いますが、暗室で写真の焼きつけ作業をするのは、夜にすることが多かったですか?

藤野

朝からやっている子もいましたよ。逆に、全然焼いていない人もいましたね。写真展前は混み合うことが多いので、暗室の予約表をつくってみんなで順番に使っていました。夜中まで作業していた日もあって、けっこう大変でしたけど、休憩がてらにみんなでラーメンを食べに行ったりして、とても楽しかったです。

負野

当時は暗室もよく使われていたんですね。今では暗室の予定表とか、考えられないですね。

藤野

やっぱり今はデジタルカメラを使う人の方が多いですか?

尾池

そうですね。フィルムカメラをやっているのは何人かしかいないですね。

負野

私はデジタルカメラとフィルムカメラ、どちらも使っています。

藤野

へえ~!フィルムカメラ、まだ売ってるんですね。私もフィルムカメラの方がデジカメより好きです。フィルムカメラのことはまあまあ知っている自信があったんですけど、デジカメはあまり専門的な知識を持たないままオートで使っています(笑)。ホワイトバランスとかよく分からなくて…。デジカメだと、写真の現像は各自でやっているんですか?

尾池

そうですね。自宅のプリンターとか専門の店でそれぞれ現像しているので、EVE祭とか学外で行う写真展の時に初めてみんながどんな写真を撮っているのか分かる状況ですね。藤野さんはどんな写真を撮られていましたか?

藤野

友達を撮ることもありましたが、基本的には風景写真が多かったです。あんまり考えずに、何でもかんでも撮っていました。フィルムカメラだったのに(笑)。

負野

昔は暗室で現像とか焼きつけを先輩後輩で一緒にやって仲よくなれていたと思いますが、今は各々写真を撮って現像しているので、暗室で部員同士が親しくなる機会が少なくなっています。暗室で作業してみませんかっていう募集をかけたりもしています。

藤野

そういえば私も、先輩から現像の仕方とか教えてもらって仲良くなっていましたね。

負野

藤野さんが在籍されていた時は、「壁焼き」ってやっていましたか?

藤野

やっていましたよ。大きい写真を焼くためにネガを引き延ばし機に入れて、壁に印画紙をつなげて貼ったところに投影するんですよね。

尾池

印画紙がずれちゃったりして大変なんですよね。

負野

フィルムの写真じゃないと壁焼きができないので、フィルム人口をもっと増やしたいんです。

藤野

頑張ってください!

5.カメラクラブに出会って変わったこと

尾池

カメラクラブに入るまではデジカメも持っていなかったんですが、写真を撮るようになって、旅行や日常生活の楽しみが増えました。今は写真を撮るアルバイトもしているんです。

負野

このクラブで出会った人たちと過ごす毎日はとても充実しています。写真の現像技術が身についただけではなく、いろんな写真集を読むようにもなって、知見が広がったと思います。藤野さんはカメラクラブでの経験や出会いが今に影響していることはありますか?

藤野

そうですね。私の大学時代の友人は学部とカメラクラブの人がほとんど。カメラクラブで得た写真の知識や思い出を小説に使ったりもしています。「パトロネ」という作品では、クラブでの経験を小説に登場させました。写真を撮るようになったから身についた、物を細部まで見る力というのは、小説とは何の関わりもないように思えますが、とても私の強みになっています。カメラクラブに入ってよかったなと思っています。

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